そもそも平成のご時世で、
「1坪いくら?」とかやり取りされているのが、驚きの現実かもしれませんが、
不動産取引で、1㎡いくらというより、1坪いくらという計算の方が一般的なやりとりです。
1坪とは約3.3m²の面積で、目安としては畳2枚程度の広さになります。
もちろん日本独自の測量の単位で、他の国では通用しません。
1マイル=1.60934kmみたいなものです。
ではタイトルの
10坪ですが
約33㎡→畳20枚→20帖のスペースです。
これだけのスペースがあれば、
住居として考えれば
DINKSが住むには、十分なスペースですし
子供が小さい間であれば、問題無く暮らせると思います。
商スペースと考えれば
雑貨屋さん
スタンディングの飲み屋さん
「保険の窓口」・・・利用法が見つかります。
これはあくまで理論上
実際の建物を建てるとすると・・・
柱や壁、隣接の建物の距離、
有効なスペースはどんどん減っていきます。
そもそも建ぺい率や容積率と言った制限があるので、
住居を建てるとすると
満足に使えるスペースは1フロアで15㎡~20㎡くらい。
↑
とここまでは、一般的に考えるとこうなります。
土地に建物を建てるとこうなるので
建物を建てなければいいんです。
駐車場として使うというのも選択肢でしょうが、
建物(工作物)の定義は
- 屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)
- 1に附属する門若しくは塀
- 観覧のための工作物
- 地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設
となるので・・・
屋根が無い家←は建築基準法は関係ない!=自由に建てられる
一見、無茶な発想ですが、
実際、法律上建物が建てられない、
あるいは、今になって再建築出来なくなった土地では、
そのような発想で
くぐり抜けて土地利用をするような実例もあるようです。
大半の方に利用価値がない土地でも
その利用価値が思いつく方には、お得な物件と化けることは
多々あります。
それを「どう使うか」が大切なポイントかもしれません。
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